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めったに観れませんよ

♪♪蔵出しお宝フィルム上映会♪♪
MORE REAL LIVE
1976 on16@films

[SHOWBOAT CARNIVAL 1976日比谷野音]
(カラー50分)
オレンジカウンティ・ブラザーズ
小坂忠&ウルトラ
久保田麻琴と夕焼け楽団
憂歌団
シーチャンブラザーズ

[BLUES is A−LIVE]
(カラー60分)
SLEEPY JOHN ESTES
      
& HAMMIE NIXON
with UKADAN(憂歌団)
JAPAN TOUR 1976
10月11()/12()※二本一挙・昼夜2回上映
OPEN⇒14:00 START⇒14:30
OPEN⇒18:00 START⇒18:30 
at新世界フェスティバルゲート4F COCOROOM
前売¥1.500 当日1.800 ※Dr別
  予約問合 COCOROOM 06(6636)1662
メール予約 info@zeiroku.com

With COCOROOM
≪SHOWBOAT CARNIVAL 1976 日比谷野音≫
日本のロックの黎明期、そこでは多分に実験的な試みがなされた。何と言っても日本語がロックのリズムとビートに融和するという命題が非常に難しいものであったし、大概のグループはアメリカやイギリスのロックのコピーに夢中で洋楽志向(表現方法が古い!)がかなり強かった。
そんな中、幾つかのレーベルがそれぞれのカラーを打ち出しながら登場した。URC、ベルウッド、エレック・・・南佳孝や吉田美奈子を擁してスタートしたショーボートレーベルもそのひとつだった。そのショーボートの中期で活躍したのがアメリカ南部の香り高く評価の高かった≪久保田麻琴と夕焼け楽団≫
と大阪出身京都発のアコースティックブルースの≪憂歌団≫だった。
今回上映するフィルムはこの二つのグループを中心に、カントリーロックの≪オレンジカウンティ・ブラザース≫はっぴーえんどの前身≪エイプリルフール≫に在籍していた≪小坂忠&ウルトラ≫前述の≪久保田麻琴と夕焼け楽団≫に≪憂歌団≫そしてクロスオーバー〜フュージョンの先駆けとしてウエストロードの塩次伸二やサウストゥサウスのクンチョウや幻の名ドラマー井上茂を擁した≪シーチャンブラザーズ≫が集結したロックイベントのドキュメントフィルムだ。先代の日比谷野音ののどかな風景、ゆったりと楽しむ70年代中盤のオーディエンスを垣間見ることが出来る。当時のロックファッションも見ものだ。

≪BLUES is A−LIVE≫
ブルース、と一口に言っても説明しがたいものがある。ある人にとってはBBキングだろうし、深くはロバートジョンスンかもしれない。淺川マキを挙げる人もあるし、森進一もある。憂歌団という人ももちろんある。
このフィルムに登場するのはロックなどまだこの世に存在しない時代、もちろんエレクトリックな楽器などない時代、黒人はアメリカでは人間扱いされていなかった時代から歌い続けてきた≪ブルーズメン≫とその形式を借りて自分たちの音楽を編み出そうとしていた日本の若きミュージシャンのクロスする瞬間を捉えたドキュメント映画だ。
スリーピー・ジョンエスティスの生年は諸説あるがパスポートには1900年生まれとあるからこの時は76歳ということになる。1929年に初のレコーディングをした。盲目の故もあって椅子に座ってじっとしていると眠っているように見えたところからこの名前をちょうだいした。メンフィスとシカゴを中心に活躍したが50年代には死んだものとされていた。実は元の百姓に戻っていたのだが。62年にブルース研究家が再発見した時には掘っ立て小屋で赤貧状態だった。
そのスリーピーと40年以上も行動を共にしたのがハミー・ニクスンである。最も古いスタイルのブルースハープやカズーやジャクを得意とし、甲高く鋭角なエスティスとは対照的に穏やかで柔らかいボーカルスタイルを特徴とする。
この二人は、野次喜多のような女の取り合いをしながらヒッチハイクの放浪生活をしながらホーボーのブルーズメンとして活躍し、実にこのフィルムに収め
収められたライブを最後に完全に引退してしまった。
77年、エスティスは長い長いホーボーの歴史にピリオドを打ち他界した。

≪憂歌団≫
言わずと知れた大阪出身のグループである。70年頃、高校の同級生であった内田勘太郎と木村秀勝(現在の木村充揮)によって結成され、74年にドラムの島田和夫とベースの花岡憲二が加わり四人組のブルースをベースとするグループとなり、75年に「おそうじオバチャン」でレコードデビューした。97年に惜しまれて解散するまで日本のブルース感覚を追求し続けた希有のグループだ。このフィルムの頃はまだ22歳くらいだったが、もう既に枯れたブルースの味を出しており、スリーピーもそのことにとても感心していることが窺える。このツアーは木村の稼業の都合で長期ツアーが出来なかった憂歌団にとっても初の大型ツアーであり、東京2回、札幌、金沢、名古屋、博多、大阪、そして京都2回の公演のうち札幌、東京、京都でのそれが収録されている。
近頃、河合塾のCMで話題となった「嫌んなった」も収録されている。

近頃はビデオやDVDが当たり前の時代となり、アーカイヴなものも比較的簡単に見ることが出来るようになりました。しかし、今回、この二本のフィルムを、それが傷んでいないかどうかを確かめるために映写機にかけてみたところ、
そのあまりの美しい映像に驚き、これは上映せねばならないと思いました。
かつてのブルースファンにとって、また憂歌団が好きだった人にとっては堪らないものがあるでしょう。が、そんなことをまったく知らない若い方に観ていただきたいと強く思いました。ポップスとは対極にある、あまりに深い音楽のもつ本質的なエネルギー、アメリカ南部の薫りを持つ老ブルースマンの放つシンプルだけど強烈なインパクト。必見のお宝フィルムです。 
おくむらひでまろ   

試写会での声
『原色の音と映像、足が地に付いた音楽に心が喜んでいました』
『音と映像だけなのに当時吹いていた風や空気までも感じられるすばらしいフィルムですね。すがすがしい気分になりました』
『ブルースっていうのは、その人間そのもので生き物なんだなぁと思いました』            

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